明治二十一年十月五日(陰暦九月朔日)
おさづけ人取次の後神様御引きならず、直ぐ御話あり

さあ/\しっかりと聞き分け/\。序でを以て聞かす処、しっかり聞き分け。日々の取次よう聞き分け。こうのう一つ渡してある。渡してある多くの中/\、皆揃うて心を定め。日に/\よりてどんな心もある。尋ねてみよ。あちらに何名、あちらに何名、日々実を聞かして、実を定めば、理を治めて掛かる。生涯の理に治まるは少ない/\。その日/\の理を見て、こうのうを渡してある。日々取次や/\。取り決め改めて古きの処、見て/\理を治め、種を蒔き/\、年々の理を以ちて、古き種蒔きで、修理無しの蒔き流し/\。蒔き流したる処、修理々々。十分の理を聞かし話を伝え、理を聞かし、これまで余程の理も治めた。これから古きの道、一二三とこの理をよく聞き分けて決め、しっかりと決めねば。人間の義理は要らん、人間の義理思えば、神の道の理を欠くで。この理をよう聞き分けて置け。

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