明治三十二年二月一日
桝井伊三郎手伝はな身上願

さあ/\尋ねる事情/\、事情にもだん/\一つ/\理ある。尋ねば一つさしづしよう。一年と思えば一年、二年と思えば二年、いつ/\同じ一つ心、同じ一つ道理、この理からさしづしよう。聞き分け。一年の内は一年同じ順序、一つ理中に身上とんとどうもならん。よう聞き分け。内々一つ事情、入り人一つ事情、この事情何で。この事情よう聞き分けばどんな者も分かる。このさしづ、この道たすけが台。ならん者が救けるが台。雇い人、身上不足出る。ならんと思う。なか/\そうやない。入り人内々一年治まる理、この順序聞き分け。万事理に留まる。一軒の理やない。又諭す理にもなる。入り人入れて、内々何人家内何人ある。同じ理。入り人一つ間に合わんという理は無い/\。内々澄めば、他人一つ鮮やか。この事情日々諭し事情になる。こら珍しいさしづ、よう聞き分け。ほんに結構。世上はなか/\そうやない。きついもの/\。この理聞き分け。この元という、一つ知らし置く。この順序取れば、内々事情にもなる、又道の順序にもなる。これよう聞き分け。

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