明治二十一年九月三十日(陰暦八月二十五日)
かんろだいの地に新築せし神床へ神を斎き祭る日を伺う
さあ/\尋ね出す/\。何よの事もよう思やんして、さあ/\急ぐであろう。なれど神が刻限の話、一寸出たのや。さあ/\今まで長々の処より出けた所や。さあさあこれまでの道どうも凌ぐに凌げんから、一寸の道を許した処、さあ/\長々の道、五十年の道を更えて、又代を更え、又一つ始め出し、この理をよう聞き分けてくれねばならん。さあ/\、あちらでは一寸明かい、こちらでは明かい。さあ/\もう十分の処は八分までも来たる処、もう一二段の処、又々刻限の話から始める/\。
東京真明組中台勘蔵の身上障りに付伺
さあ/\遠くから遠くの理、さあ/\遠くから、言葉から言葉身上一つ難しい。大層々々に運びたる処、遠く所より運びたる、一つ二つの処、身上大層に運びたる処、よく聞け。今ばかりの処でない。今の処も一つあり、よく理を聞き分けて、一つ踏み止めにゃなろうまい。案じ一つの理もある。何ぼ遠くでも傍の者でも、真実心次第のたすけと、一つ伝えにゃならん処もある。早く聞き取りて改め、実を定めにゃなろうまい。と、聞かし置こう。さあ/\遠くから遠くの理、さあ/\遠くから、言葉から言葉身上一つ難しい。大層々々に運びたる処、遠く所より運びたる、一つ二つの処、身上大層に運びたる処、よく聞け。今ばかりの処でない。今の処も一つあり、よく理を聞き分けて、一つ踏み止めにゃなろうまい。案じ一つの理もある。何ぼ遠くでも傍の者でも、真実心次第のたすけと、一つ伝えにゃならん処もある。早く聞き取りて改め、実を定めにゃなろうまい。と、聞かし置こう。