明治三十一年三月十七日
藤井忠四郎三十二才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上一つ事情を尋ねる処、さあ日々の処にどうもこれではと思うは理である。身上の処心得ん。又他に心得ん。尋ねる。一時どうとこれはあろまい。なれど、大層。大層ながら、事情諭す処聞き分け。この道というは、一代と思えば、尽した理は楽しみ無い。長い事情、長い事情で切りが無い/\。末代という、この事情治まりの理にて、又一つ事情。この事情聞き分け。何をしたんやら、と更の理に思わんよう。よう聞き分けて、早く事情諭してくれ。

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