明治三十一年十二月十五日
郡山部内北陸支教会の処、従来雲濱出張所の在る所へ移転致す運びの都合に相成るに付、二箇年前に神様へ御願い致し御許し頂きしも段々年々月々延引相成るに付その儘に致し置く願

さあ/\尋ねる事情、さあ/\事情は前々事情以て尋ねる。皆それ/\道理から以て尋ねる事情は、その時その日、年々日から事情一時以てそれ/\という。どうせにゃならん、こうせにゃならんとは、さしづは出来難ない。前以て治めたる処、将来の心一つ一日の日を以て心運ぶ処、便利がよい便利が悪い、どんな繁華の所でも天の理が無いと言えば、どうもしようあろうまいと諭そう。事情はそれ/\どんなもの、どんな処でも心そも/\では、一つの理が治まらんにゃ天の理が無い。その理が聞き分けりゃ、安心の心定めてくれるがよい/\。

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