明治三十一年十月十六日
東分教会副会長加藤新兵衞辞職の願

さあ/\尋ねる事情/\万事一つ事の始まり、一つの事情大変なる事情になって、世上から見ても、あらどういうものぞと人に一つの理を思われ、中にだん/\事情重なる処、よう聞き分け。だん/\悪い心で入りた者は無い。月々の理、年々の思やん、思い/\の理が間違い重なり、とんとどうもならん事情になりたる。何かの処元という、掛かりという。元々掛かりの心になって、善き事の理は残し、悪しきは互い/\心の発散。この一つの理より始め掛け。これからというはどんな者こんな者、事情に高い低いの理を持ってはならん。溺れて居る者も、埋もれて居る者でも、入り連れにゃならん。区域付ける理は神の理にはすっきり外れたる。元一日の日を以て入りた時の心生涯の理変わらねば、何も言う事は無い。月々年々の事情、互い/\話し合い語り合い、心の外さんこの理はさんげともいう。
押して、加藤の辞職聞き届けて宜しきや
さあ/\人の心をもう二度三度運んで、それでもと言えば、又その時の事情という。さあ/\人の心をもう二度三度運んで、それでもと言えば、又その時の事情という。
同日、永尾楢次郎本日出立の願
さあ/\尋ねる事情、治め掛けた事情は何でも彼でも治めてやらにゃならん、怖わい恐ろしいというような事情でも、神一条の理より治まらにゃならん。皆結構と思うならこそ、所々楽しみの道に成りたる。楽しみの中に事情ありてはならん。さあ/\尋ねる事情、治め掛けた事情は何でも彼でも治めてやらにゃならん、怖わい恐ろしいというような事情でも、神一条の理より治まらにゃならん。皆結構と思うならこそ、所々楽しみの道に成りたる。楽しみの中に事情ありてはならん。

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