明治三十一年九月十九日
梅谷四郎兵衞身上顔に出物に付願
さあ/\尋ねる/\、事情から尋ねる。どうも変わった事である。めん/\道を押してさしづ通り、理を守りめん/\心でどうという、この身上不思議なる。それは心に一つ十分さしづ以てどうも心得んである。通りたるめん/\勝手した事でないも、さしづを以て出来、印を打って一つ/\通り来て、案じた事も話通り、理を聞いた通り成って来た。一時身上こう分かって来て、所を立ち退いて、こうさしづ通り成って来た。皆一つの中にこれまで順序理で成った。皆年限の理で成った。それから順序の理成って、日々取り扱い、俺がこうしょうどうしょう出来たやない。皆さしづで出来て来た。年限相応尋ねる順序の理を諭して、皆手を繋いでどんな事、危ない処も日が経てばそれ/\も楽しみ、心配して日々働きの理で成るのやない。そこで一人の中やない、皆々の中に諭する。取り損いあってはならん。千切れ/\で了うた分には、もう一遍どうもならん。この一つの理を台として、皆この中取次取次という。今日に出来るものやない。こうしてやろうという理で出来るものでない。どんな者でも居ようと言うても居るに居られんか、それから順序大勢の中思うな。年限取次旬々、今日は暇じゃと言うて、一人でもよい、道という、あちらこちらの道十分作り掛けたる。急がしうなる日が見えてある。取次数々人々数々の中、区別相当の中を集め順序の理を諭する。見比べて人々比べ合って一人かと思えば理を失う。小さい事と思えば、ころっと違う。毎夜伝えたる。日が経てば勝手出してはどうもならん。誰と/\心うっとしい。強いと思うのが弱い。この順序皆相談して同じ一つの心、取扱い、何でもないと思たら、ころっと違う。取り運び、今日が明日か隔てゝ区別あっては、これまで早く話せにゃならん。皆遅れてある。書取、筆取違う/\。悟り違う/\。皆それ/\さしづをつく日たり、どうもならんで。身上案じてはならん。これを諭したら万事中取次一人じゃないで。何人の中どうやこうや、刻限順序読みようで取り違う。小さい事から始め。小さい事から、この道夜分やら昼やら分からん。何年にもうなる/\。その日が見えると楽しまし、目に見えん楽しみはなか/\やなかったで。何人ある、掛け隔てうっとしいてならん事も、小さい事は、この理難しいてならん。取次中々々々にもう人々見分け/\隔てある。取次何人一人の心。一人のする事も同じ事、諭したる順序の理として、無けりゃならんものである。
暫くしてから
さあ/\筆取れ/\。取次一点の話、一点の理を諭する。さあ/\取次一点話どういう話という。取次何役々々、役の理は渡してない。何人あれど一つの理/\。もう順序一人先に立って、後々育てるがこの道。日々兄弟の中、先を兄とす。中を順序、この理この道である。内々理を諭する。それが一つの台。めん/\が勝手から理が台、後から先から間違うてある。神のさしづ守りて居ると言えん。この理、あちら一寸濁るこちら一寸濁る。堤切れば、容易ならん理が出る。ならん日があってはなろうまい。中は美しい口で言うて、行いと違うてはならん。塵があって、一つの水の中に塵があっては飲まりゃせん。この道理から聞き分けてくれ。これさえ澄めば綺麗なもの/\。中に一寸々々濁り/\の中で綺麗な働き出けん。又大事な事は掃き掃除拭き立てた上にも拭いてする。やしきの中、罪ほこり、掃き掃除が足らんから塵が溜まる。こういう諭あったと談じてくれ。又々一つの話ある。刻限詰み切りてある。順序一時の話はして置く。さあ/\筆取れ/\。取次一点の話、一点の理を諭する。さあ/\取次一点話どういう話という。取次何役々々、役の理は渡してない。何人あれど一つの理/\。もう順序一人先に立って、後々育てるがこの道。日々兄弟の中、先を兄とす。中を順序、この理この道である。内々理を諭する。それが一つの台。めん/\が勝手から理が台、後から先から間違うてある。神のさしづ守りて居ると言えん。この理、あちら一寸濁るこちら一寸濁る。堤切れば、容易ならん理が出る。ならん日があってはなろうまい。中は美しい口で言うて、行いと違うてはならん。塵があって、一つの水の中に塵があっては飲まりゃせん。この道理から聞き分けてくれ。これさえ澄めば綺麗なもの/\。中に一寸々々濁り/\の中で綺麗な働き出けん。又大事な事は掃き掃除拭き立てた上にも拭いてする。やしきの中、罪ほこり、掃き掃除が足らんから塵が溜まる。こういう諭あったと談じてくれ。又々一つの話ある。刻限詰み切りてある。順序一時の話はして置く。