明治三十一年八月二十九日朝
山名分教会へ本部員出張に付心得までに願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる処/\、順序の理、十分許したる。道の上から所に後々あら/\の理無ければならん。我が事我がでに言えるものでない。出来るものでない。それ/\の中の理から始め掛け。万事運んで所に一寸戻る。直ぐ帰る。これまで道すがら、心の定まるまで。身上あちらこちらに事情身上あって道という。身上あって楽しみ、楽しみあって道という。めん/\満足、役々の人も満足、いかなる道理もこれから皆治まるであろう。
押して、前に一名出張の事御許し頂きたる処、喜多治郎吉外に一名と二名の願
さあ/\尋ねる事情、自分の事は自分に行きゃせん。多くの事情、めん/\話されるものやない。一名じゃない、二名。いかな事も穏やかという。さあ/\尋ねる事情、自分の事は自分に行きゃせん。多くの事情、めん/\話されるものやない。一名じゃない、二名。いかな事も穏やかという。
二名御許し下されますや
さあ/\二名だけ/\、許し置こう/\。さあ/\二名だけ/\、許し置こう/\。