明治三十一年七月二十日
増野正兵衞胸落ちの障りに付願
さあ/\尋ねる処/\、身上心得んと順序尋ねる。何度の思やんも同じ事、耳に聞いて居らにゃなろうまい。どんな事もこんな事も掛かるや否や、尋ね順序の理が諭しある。いかな順序も聞き分け。だん/\順序の理どれだけある、これだけの理ある。理と/\理と聞き分け。理の中これだけ理が治まる。順序理が分かって、さしづあってほと思えば、身上あちら分かる、こちら分かる。鮮やかどんと無くてどうもならん。いつまでの悟りでは分からん。明日日になって、万事の処にて心へ治めて居るよう。めん/\これから治めてみよ。
押して
さあ掛かってくれば分かる。どういう事も言うて来れば、その掛かる聞いた処の理で分かろうまい。聞いた理見遁してあったであろうまい。どういう事もこういう事も、明日日身上どうも合点行かん。膝と/\の話。さあ掛かってくれば分かる。どういう事も言うて来れば、その掛かる聞いた処の理で分かろうまい。聞いた理見遁してあったであろうまい。どういう事もこういう事も、明日日身上どうも合点行かん。膝と/\の話。
又押して本席普請の事でありますや
さあ/\尋ねる処/\、皆んな心だけ掛かる。鮮やかめん/\心に諭し、この一つ鮮やかならいではうっとしい。心に順序聞き分けくれ。何でもないものと思う。軽いものやと思う。万事理を洗うてみれば、心の理が間違うで/\。さあ/\尋ねる処/\、皆んな心だけ掛かる。鮮やかめん/\心に諭し、この一つ鮮やかならいではうっとしい。心に順序聞き分けくれ。何でもないものと思う。軽いものやと思う。万事理を洗うてみれば、心の理が間違うで/\。
又押して
さあ/\何でもないと思えば何でもない。知らず/\めん/\一つ、めん/\聞き分けてくれ。何でもない。返し/\諭し置く。めん/\理も諭す理と、これ一つ順序試してみよ/\。さあ/\何でもないと思えば何でもない。知らず/\めん/\一つ、めん/\聞き分けてくれ。何でもない。返し/\諭し置く。めん/\理も諭す理と、これ一つ順序試してみよ/\。