明治三十一年六月二十九日
撫養部内周東支教会本月一日の夜炊事場窓より出火大変の処、神様の御守護にて治まり心得のため願
さあ/\尋ねる事情/\、一夜一つ折の事情、大変事情のほのか一寸と言えば一寸、これはと言えば一つ事情治め事情、人一つの理にある。危なき処/\集まるというは順序理、何処其処にどういう所ありた、彼処にどういう事ありた。この事情から皆んな聞き分けてくれ。一人一つから願い出す数々中にも一つ事情、重々諭して真実有るか無いか、よう聞き分け。危なき処遁れるという理聞き分け。所々何処にどうであった、彼処にどうであった。事情からめん/\一つという処から聞き分け。珍しい事情や、珍しい事情や、思う/\。皆の処一つも万も同じ事情と諭し置こう/\。
押して、後の担任定まりてありませんが定める処願
さあ/\尋ねる事情/\、事情は時という、旬という、時という旬という。これという一つ理治まるという、一つ理治まるという。それ/\治まりたなら、何時にても許そ/\。さあ/\尋ねる事情/\、事情は時という、旬という、時という旬という。これという一つ理治まるという、一つ理治まるという。それ/\治まりたなら、何時にても許そ/\。