明治三十一年六月九日
山沢サヨ十一才身上願(本部事情少々こもりあり)

さあ/\尋ねる事情/\、小人事情いかな事情と思う/\。さあ/\まあこれ毎夜毎夜話し、前々諭したる。身上々々切なみ障り、立ち寄って救けてやらにゃならん、救けにゃならん。掛かり合いなら直ぐと見える。この事情何と思てる。さしづこうなったどうなった、皆んな一つ理、皆んな分からん理。又さしづこうあれば守らにゃならん。皆掛かる一つ理、身上から引き出し、今日の一つ理皆んな流れを汲んで結構という。よう聞き分け。この理諭し置く。身上は案じる事要らん。なれど、救けてやらにゃならん、救けにゃならん。十のものなら一つ理運んでなくば、治まったと言う事出けん。治まりて安心又楽しみ。どういう事というような理では、澄み切る事と言わん。均らして了たと言えん。これよく聞き分け。

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