明治三十年六月三日
柿谷達太郎長女おわか四才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、余儀無く事情尋ねるであろ。さあ小人たる処、身上どういう事であろ。一時大変事情である。身上に一つ事情あれば、一つ理を以て尋ねる。尋ねば、一つ諭しよう。よく事情聞き分けて、伝えてくれ。伝えて心に持って堪えて、事情一時身上一時、又替わりて事情、よう聞き分け。毎夜々々皆諭す。事情一つで世界という。事情という。成らん事情これ諭す事情、為すいんねん事情、知らん間はそのまゝ。皆言葉一つで治まる。世界言葉一つで治まる。事情一時大変事情、どういう事こういう事情、道のため定めた限りは、ものに案じては、治まろまい。定めた事情は違わん違わんと定め。何でなる/\更々持たず、こうして諭したら、どんな理も皆この中に籠もりある。

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