明治三十年一月十二日
中津熊蔵六十三才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、大いなる事情尋ねる。それ尋ねば事情諭し置く。どういう事を諭す。一人事情二人事情一軒の内、重ね/\じゃなあ、これではなぁ思う。一つ事情聞き取ってくれるよう。どういう尋ねる長々の道筋長い神の道じゃ。その事情を見れば、これはと思う。よく聞き取って治めてくれ。いんねんの理諭し聞かすであろう。めん/\一戸に取ってくれ。このいんねん尋ねである。いんねん悪い事立て合う。身に不足あってたんのうは出来やせん。いんねん為すいんねん、遠く所はよく見澄まして、この心さんげする。受け取る。尽す理は皆受け取る。これからほんに、蒔いたる種はほかしゃせんで。失やせんで。よう聞き分けてくれ。
松島ため二十七才痛風障り伺(兵神)
さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情ある。これはどういう事である。何か知らせであろうか。身上事情の理は一人の理にある。これは十分諭せ。心というは、幾重にも通るもの。まあ今の処ほんの腰掛けたようなもの。それではならん。よう聞き分け。真実あれば、その日から治まる。年限見て、又月日見て、どうと思う心ではならん。これよく伝えなゝらん。さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情ある。これはどういう事である。何か知らせであろうか。身上事情の理は一人の理にある。これは十分諭せ。心というは、幾重にも通るもの。まあ今の処ほんの腰掛けたようなもの。それではならん。よう聞き分け。真実あれば、その日から治まる。年限見て、又月日見て、どうと思う心ではならん。これよく伝えなゝらん。