明治三十年九月二十八日
平野楢蔵出張先にて身上に付願
さあ/\尋ねる事情、どうも事情にてどうでもならんという心持って一つ出るや、一つ事情思う処、事情前々身上事情大変ならんという理以て尋ねる事情、一つ理よう/\という、どうなりなあ、こうなりなあ思う処、成程ならん処/\、満足一つ事情、心の働き一つで満足与えるという事情、悠うくりという理諭したる。これ皆皆談じ合うて休めさゝにゃならん。十分の理諭したる。それ早く/\事情によってどうもならん。日々によって運びさゝにゃならん。運んで悠うくりさゝにゃならん。
押して、談示という処伺
さあ/\満足与える心、事情皆諭しようで与えるという。何ぼ思うたて身上事情あれば成らせん。心で満足与えてやれ。前々に事情諭したる。前々こうという処諭したる。これどうもならん。取りよ聞きよで間違う。さしづ直ぐに聞いて直ぐに事情身上速やかなくば、悠うくりいう理聞き分けにゃならん。事情通らゝせん。身上さあして聞き掛け。そんなら行たら悪いか、そうやないで。これ聞き分け。さあ/\満足与える心、事情皆諭しようで与えるという。何ぼ思うたて身上事情あれば成らせん。心で満足与えてやれ。前々に事情諭したる。前々こうという処諭したる。これどうもならん。取りよ聞きよで間違う。さしづ直ぐに聞いて直ぐに事情身上速やかなくば、悠うくりいう理聞き分けにゃならん。事情通らゝせん。身上さあして聞き掛け。そんなら行たら悪いか、そうやないで。これ聞き分け。