明治三十年八月三十一日
南紀支教会長下村賢三郎母しま七十四才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情には、余儀無く事情であろ/\、さあ/\どうも身上長らえて心得んという。どういう事思い、何よう思い運べど理が無いと尋ねる。尋ねば諭そ。内々事情他に事情、事情これまで事情、もう一時事情さらになる。身上事情どうであろと出る。この事情聞き分け。人間という、事情という、世上一つ理、諭す事情、聞き分けにゃ分からん。身上速やかならん/\。そら日々事情、よう聞き分けるなら分かる。内々それ/\身上障り見て、たんのう諭さにゃならん。たんのうは出けん。たんのう出けんやろ。よう聞き分け。たんのう理諭そ。よう聞き分け。人間かりもの持って日々という。この事情聞き分け。成程分からせん/\。皆いんねん事情諭すやろ。まあこれだけ安心十分見て大丈夫という安心聞かしてくれ、安心してくれ。十分諭しである程に。よう聞き分け。

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