明治三十年八月五日
茨木基敬四十三才身上血が上下三度身上願

さあ/\尋ねる事情/\、いつ/\事情尋ねる。一つ理は同じ事、身上一つ事情大変。もう一時何たるという思う事情あろ。又他にどうと思う。よう聞き分け。いついつさしづ理は一つ前々諭したる。よう聞き分けにゃ分からん。善い事しても一つの理が掛かる、悪い事しても一つの理が掛かる。皆んなそれ/\尽した働き理の一つこれだけこうして居れば十分という。聞いてもこれはどうして示そうにも、思い思い日送るばかり、一つ後々談示場所という理を聞き分け。気儘出て/\気儘出るというは、よう聞き分け。老舗から一つ理が出る。諭しから一つ理が出る。難しい事情話した処、善い処だけ取る。一つ譬えて話しよう。一つ種を蒔いたら、一日経ったらだん/\味が付く。これ決まりたる。旨い味だけ取る。それは元々一つ理からそう成る。喰べる事だけ味だけ取る。元種蒔いたら実がのる。実がのるまで修理難しい/\。一つ諭して行くなら修理であらかで、あちらへひょろ/\こちらへひょろ/\、心の心配ばかり求めにゃならん。一つ言うたら、年限という年限無くば実がのるまい。皆修理ある。この事情聞き分け。一時尋ねる事情、事情は迫りと大変、これ聞き分けば又暫くと言う。これ早く諭してくれ。事情は余程急ぐで。
押して
さあ/\尋ねにゃ諭しという。分からにゃ尋ねとて、前々一つ心のそれ/\皆んなあちらこちらどうも取り損い。元へ掛かり楽しみ/\掛かれば楽しみどころやない。又候々々身上どうや知らんと言う。障りと言う。これよう聞き分けにゃならん。さあ/\尋ねにゃ諭しという。分からにゃ尋ねとて、前々一つ心のそれ/\皆んなあちらこちらどうも取り損い。元へ掛かり楽しみ/\掛かれば楽しみどころやない。又候々々身上どうや知らんと言う。障りと言う。これよう聞き分けにゃならん。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です