明治三十年四月二十二日
河久保豫章身上三島村にて借宅住居するにより清水与之助、梅谷四郎兵衞の両名世話するに付願

さあ/\だん/\事情以て尋ねる処、この道一つというは、何も分からん事情々々なれど、どんな者でもこんな者でも、皆んな一つ/\心という理以て、どうでもこうでも真実理、強ってどうでもこうでも、それ/\互い/\理結んでやるがよい。よう聞き分け。俺がと言う者がどうもならん。神の方から捨てんなれど、理としてすたる。どんな者でも道というは、皆兄弟と諭したる。そこで真実供えて、こうという処なら、まあ一つ取り計らうがよかろう。
押して、同人には孫大太郎なる付き添い御許し願
さあ/\尋ねる事情/\、人は幾人何人無けりゃならんとは言わん。皆んな心という理治まるやろう。治まれば互い/\の理である。これまで言うたる。深い学問は要らんと言うたる。道というは艱難苦労して、それ/\理積んだる理はたゞ一つの理に治まりたる。そこで、学問有る者も無き者も皆同じ事、皆んなをやが育てゝ居る。門掃く者も、拭き掃除する者も同じ事、又一つ、空働くも一つ、理は一つ。育てるは上、上を崇め敬まうは下、これ分かれば何も無きものである。これだけよう聞いて置け。さあ/\尋ねる事情/\、人は幾人何人無けりゃならんとは言わん。皆んな心という理治まるやろう。治まれば互い/\の理である。これまで言うたる。深い学問は要らんと言うたる。道というは艱難苦労して、それ/\理積んだる理はたゞ一つの理に治まりたる。そこで、学問有る者も無き者も皆同じ事、皆んなをやが育てゝ居る。門掃く者も、拭き掃除する者も同じ事、又一つ、空働くも一つ、理は一つ。育てるは上、上を崇め敬まうは下、これ分かれば何も無きものである。これだけよう聞いて置け。

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