明治二十九年九月十一日
小野辰三郎身上願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情はいかな事情、余儀無く事情尋ねる。身上の処にて第一身上の処にて、痛む悩む。これはどういう事であろ。それ/\思う、又言うであろう。一寸諭し置く。心得十分諭して、どういう事いかな事諭すなら、さあ/\危なきや怖わきや、その中道の中事情の中、道通りて、こういう事と更々持たず。道がありゃこそ。よう/\治まりて、身上早く聞かして発散。世界中見分け聞き分けてくれ/\。危なきの処、一寸治まりたる処から聞き分け。何でも無きと思えば何でも無き、こんな事他に一つ話しよなあ、神の道にありてはなあ、これなろうまい。これ一つ、早く治めてやりてくれるよう。