明治二十九年二月二十三日
竹内伝太郎妻いと二十二才身上願(高知部内比江支教会長妻)

さあ/\尋ねる事情/\、一人とも事情、それ/\の処思う処、どうでもなろまいなろまい。余儀無く事情尋ねる。身上の処大変大層。事情一つ事情中にも事情、これまでの処余儀無くの道も通り、よう/\の道一つ大変であろかと思う。も一つ事情鮮やかなる事情諭し難くい。今日の事情迫り迫る。遠い所なら詳しい事情諭し難くいであろ。なれど、一つの理を諭す。一つの台とも言う。理とも言う。これ分かろうまい。又一つ、為す事皆いんねんという理を聞き分け。余儀無く事情通り、今という事もあろうまい。互い/\扶け合いと言うて、これまでの道を通りた道は、生涯末代の理とも言う。これ一つ早く諭して、気を休めてやるがよい。

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