明治二十一年八月六日
清水与之助身上に付伺いしさしづにより、播州講社を巡廻す

さあ/\遠く/\の所、身上にてどうやろう、こうやろうと思て居る者もある。なれど遠くの所にて分かり難ない。講元々々と言う、講元というはこうのうの理を以て講元と言うのや。遅れてある者もある、又一度で聞き分ける者もある、二度三度で聞き分ける者も、一月二月で聞き分ける者もある。一箇年掛かりて聞き分ける者もある。だん/\理を渡さにゃならん。取次々々と言う。取次はをやの代わりや。をやの代わりなれば遠く所分かり難ない。伝えにゃなるまい。聞かさにゃなるまいという。

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