明治二十九年三月二十六日夜
本部員一同より御詫び願
さあ/\一寸始め掛けたら始まるやろ。話し掛けたら分かるやろ。これ一つ事情、一寸事情、これどうであろ。変わりた事、こんな事どうもこれが分からん。思わにゃならん。又思うから分かる。明日から席は要らんものと言うたる。言い訳立たんようなもの。道理これ一つ聞き分けたら分かり来る。どうも言わせん、言わして置けん、言うて置かせん。十年祭々々々働き出来た。一つの不足あってもどうもならなんだやろ。世上聞き損い称え損い。そら狂れる。一つ今苦しんだ理はいつ/\まで。又、いつ/\までも苦しめとは言わん。なれど、苦しんだ理は忘れんよう。いつ/\まで持って行けば、何処までも席一つ。剥げるか剥げんか、よう思やんせ。万事の理を治めるなら聞き取ろう。どんな事も皆聞き取ろう。
押して、本席明日より御運び下されますや願
さあ/\もうこれ国々から出て来る。だん/\人が重なる、用が重なる。働きによって重なる。多分人が出て来て、今一時こういう事であると言うたら、承知して戻る。今度又々こういう事出来たら、どうなるとも分からん。先は一寸も知らん。皆元にある。先は十分咲いた花のようなもの。空に上るは同じ事。可愛子を育てるようにするなら、何処も不足は無い。不足の理は心の理、不足の理はめん/\心の理から出るのや。どうこう説き置かれたる理から、誠の話に誠の理を添えるなら何も言う事は無い。理が増すようなもの。そこで道一寸始め掛け。一時ならん。無理でも一つは聞く。二度の無理は聞かん。明日からと言えば皆運ばす/\。遠く中多くの地所、狭い/\と言うて追々出来て来たる。あちらの端もこちらの端も、印出来て来てあるで。又変な話一寸するで。さあ/\又これからまあ/\皆引き均らして了う/\。十年祭経ったらそこえ/\引き均らして了う/\。こんな話あったと心得のため。これからなあ、どういう事するも二三日する。前日一つ/\尋ねて、尋ねた上、それから掛かるなら、後へは退かん/\。こゝまでしたらこれもこうやと、集まり仕事、前後した理は綺麗な事は無い。とんとどうもならん。前後した理は千に一つも取り返やすに取り返やされん。尋ねんとするから前後する。する事分からんから、こういう事出来た。今年は十年祭になりました。人衆分かりたるなれど、人はすっきり分からん。一応一つ尋ねたら万事さしづする。何をしてるやら、聞き難くい見難くい。それではどうもならん。人の中に小言言われんよう、前に尋ねたらさしづする。ほんにそうやなあと尋ねてすれば、隅から隅まで鮮やか。十人なら十人、二十人なら二十人、三十人なら三十人、言わず語らず心は同じ事。日々悔しむ心はどうもならん。あちらでくし/\、こちらでくし/\。人の事持って出る。又入る、又どうやこうや。そんな事すっきりやめてくれ。どうもならん。一つの理諭すからよう聞き分け。一人と一人の話は受け取るまでもない。人と人との話受け取るからあちらからもぞろ/\、こちらからもぞろ/\。ぞろ/\の話は知らん処へ理を拵えるからどうもならん。日々煩そうてならん。代々ぞろ/\の心は泥々になる。澄んだ理持って入るなら後は綺麗なもの。二三人の理を持って行けば、又取り上げにゃならん。一度で治まる者もある。二度三度の理はどうもならん。難し事せいとは言わん。どうやこうや/\。さいやったなあ。小さい声で言う事はどうもならん。これからすっきり無いようにしてくれ。これやめてくれ。一つは熱心から言うた事やろ。十年は一ふしとして、二十年は尚もしっかりという心を持って、明日日からどういう事も行て尋ねてこう/\すれば、そのまゝ直ぐにさしづする。不足あると言えば不足あると答せい。又答えてやるし取り換えてもやろう/\。又控えてもやろう。さあ一時には行こうまい。多分の事やから一時には行こうまい。又又の皆理さえ分かりたら、こういう事どうもならんと言えば、又尋ね返やしてもよし、勝手の悪い事もあろうし、又世界へ出す事出来ん。勝手の悪い事は直さねば、世界へ対して何処から眺めても賤しいものや。さあ/\もうこれ国々から出て来る。だん/\人が重なる、用が重なる。働きによって重なる。多分人が出て来て、今一時こういう事であると言うたら、承知して戻る。今度又々こういう事出来たら、どうなるとも分からん。先は一寸も知らん。皆元にある。先は十分咲いた花のようなもの。空に上るは同じ事。可愛子を育てるようにするなら、何処も不足は無い。不足の理は心の理、不足の理はめん/\心の理から出るのや。どうこう説き置かれたる理から、誠の話に誠の理を添えるなら何も言う事は無い。理が増すようなもの。そこで道一寸始め掛け。一時ならん。無理でも一つは聞く。二度の無理は聞かん。明日からと言えば皆運ばす/\。遠く中多くの地所、狭い/\と言うて追々出来て来たる。あちらの端もこちらの端も、印出来て来てあるで。又変な話一寸するで。さあ/\又これからまあ/\皆引き均らして了う/\。十年祭経ったらそこえ/\引き均らして了う/\。こんな話あったと心得のため。これからなあ、どういう事するも二三日する。前日一つ/\尋ねて、尋ねた上、それから掛かるなら、後へは退かん/\。こゝまでしたらこれもこうやと、集まり仕事、前後した理は綺麗な事は無い。とんとどうもならん。前後した理は千に一つも取り返やすに取り返やされん。尋ねんとするから前後する。する事分からんから、こういう事出来た。今年は十年祭になりました。人衆分かりたるなれど、人はすっきり分からん。一応一つ尋ねたら万事さしづする。何をしてるやら、聞き難くい見難くい。それではどうもならん。人の中に小言言われんよう、前に尋ねたらさしづする。ほんにそうやなあと尋ねてすれば、隅から隅まで鮮やか。十人なら十人、二十人なら二十人、三十人なら三十人、言わず語らず心は同じ事。日々悔しむ心はどうもならん。あちらでくし/\、こちらでくし/\。人の事持って出る。又入る、又どうやこうや。そんな事すっきりやめてくれ。どうもならん。一つの理諭すからよう聞き分け。一人と一人の話は受け取るまでもない。人と人との話受け取るからあちらからもぞろ/\、こちらからもぞろ/\。ぞろ/\の話は知らん処へ理を拵えるからどうもならん。日々煩そうてならん。代々ぞろ/\の心は泥々になる。澄んだ理持って入るなら後は綺麗なもの。二三人の理を持って行けば、又取り上げにゃならん。一度で治まる者もある。二度三度の理はどうもならん。難し事せいとは言わん。どうやこうや/\。さいやったなあ。小さい声で言う事はどうもならん。これからすっきり無いようにしてくれ。これやめてくれ。一つは熱心から言うた事やろ。十年は一ふしとして、二十年は尚もしっかりという心を持って、明日日からどういう事も行て尋ねてこう/\すれば、そのまゝ直ぐにさしづする。不足あると言えば不足あると答せい。又答えてやるし取り換えてもやろう/\。又控えてもやろう。さあ一時には行こうまい。多分の事やから一時には行こうまい。又又の皆理さえ分かりたら、こういう事どうもならんと言えば、又尋ね返やしてもよし、勝手の悪い事もあろうし、又世界へ出す事出来ん。勝手の悪い事は直さねば、世界へ対して何処から眺めても賤しいものや。