明治二十九年二月七日
桝井伊三郎小人孝四郎三才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、小人に一つ事情心得んという。事情に心得んという処尋ねる。余儀無く事情であろう。小人というは何も知らん。事情に事情一つ分かればどんな理も分かる。よう聞き分け。これまで何が手引きや身の障りやと言うたる。十分聞いて居る。小人という程親の愛深いものは無いからというは漸くのもの。小人というはだん/\深い。よう聞き分け。旬という事情ある。いつ/\まで同じ事なら同じ事替わりて事情有る。よう聞き分け。そこで事情、親の意味空事々々は空の事。よう聞き分け。とんだ話だけのよう思う。内々だけなら又旬という。世界の理ある。小人案じる事要らん。それからそれ皆知らん理聞いて治まるやろう。
押して願
さあ/\尋ねる処/\、前々は皆小人である。追々というは空々から又空。第一は内々の処、遠いよう思うなれど今言うて今に思い難くい。そこでよう聞き分けて置かんならん。ふしから一つ治めるなら旬々という。小人速やかなりたなら追々事情運び掛けるがよい。さあ/\尋ねる処/\、前々は皆小人である。追々というは空々から又空。第一は内々の処、遠いよう思うなれど今言うて今に思い難くい。そこでよう聞き分けて置かんならん。ふしから一つ治めるなら旬々という。小人速やかなりたなら追々事情運び掛けるがよい。

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