明治二十九年二月五日
寺田半兵衞身上願(五六日前より頭痛せし故願、その時二月二日におぢばへ出でし後娘たき咳出でしに付悩みを心に兼ねての願、この時の出席、教長、梅谷四郎兵衞、桝井伊三郎、鴻田忠三郎、取次高井猶吉書取板倉槌三郎)

さあ/\尋ねる事情、さあ/\身上心得ん事情尋ねる処、余儀無く事情尋ねる事情身上一つよう聞き分け。大半一つ越してこれまでどんな道も通り来たる処、ようよう一つそれ/\皆々心どんな道も通り、これから事情だん/\始まる。内々に話してそれ/\の中案じる。案じる事要らん。余儀無き事情、これからという道、一ついかなる事も楽しませ/\、たんのう/\これより一つ先々どんな道も付けて見せる。楽しみ一つ道これより先々こうである。先々道めん/\日々送り、これから先いかなる事情も案じる事要らん。身上も案じる事要らんで。

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