明治二十九年一月十六日
増野正兵衞身上声出ぬ障りに付願

さあ/\尋ねにゃならん/\。身上迫るという。身上これまで行く/\の理も諭してある。どんな理も諭してある。心たんのう/\所帰りこれまでもうや/\、これまでどうしょうと言えばどうしょう、日々日が遅れながら十分定まりの理が集まる。身上の理上今年々々一日の日勤まらんという処、万事よく聞き分け。一日一席諭する理定め。刻限の理遅れ/\、一寸始め掛け急がしてならん。急がしうてならんのは、昨日や今日に急がしなったやない。前々の理諭しある。一つ心に留めてある。それ/\からそれ/\話し、一時に話聞かす事出来ん。夜々の刻限に諭したい。日日同様それよう用いらねばどうもならん。これから心を浚えて忙しうなる。長い年限から手が足らん。一日の日が三日遅れ、古き見立て諭しの理、七十五人々々々々とも諭してある。今以て七十五人要らん。なれど、三名五名七名の人では多く集まる処、たんのう与える事出来ん。どんな古ても、上で古き下で古き、成るようにしてやれ。成らん者使えば人間心、日々万事立てや成るもの、日々早く取り立てにゃならん。

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