明治二十八年十一月九日(陰暦九月二十三日)
武田平吉二十八才身上願(本人北分教会へ来る道中にて身に障り付、神戸市楠町六丁目百七十八番地に住居岩尾岩松方に世話に相成り、おさしづ頂戴す)

さあ/\尋ねる処/\、さあ/\思い掛け無き一つ事情であろ。一時身上迫り、どういう事であろ。どういう思やん、鮮やか諭して置こう。よう聞き分け。身上不足なる処、一時なると思わず、遠き所運ぶ。めん/\思やん。身の治まる処迫り、身上事情無くば、何も思う事あろまい。一時障り/\、よう聞き分けにゃならん。遠く長く心なら、悠るりと持って運ばにゃならん。先に行こ/\、これ一つ先長く持って、悠るりと事情々々、これ一つ諭して置こう。

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