明治二十八年十月二十九日
板倉槌三郎子息国太郎身上願

さあ/\尋ねる処小人たる処、思い掛け無い身の障り、めん/\事情思わくもあろまい。小人身の障り事情内に一つ事情、どうしても何でも彼でも、心という理一つに見にゃならん思わにゃならん。小人たる者身上にて事情は無きものなれど、親一つ身に一つ事情、何たる事と思ただけではならん。為す事いんねんの理を聞き分け。一時の処そのまゝ戻りて、一つ何でも彼でも成るようによか成らんと言う。一つこの道運んで居る添うて居る中に、一つ鮮やかなる事情、早く諭してくれるがよい。

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