明治二十一年八月二日午後五時
刻限御話
さあ/\/\余の儀外の儀でないで。さあ/\万事一つの事情改める。これしっかり聞き分け。さあ/\日限の刻限、さあ/\日々の扱い何かの処扱い、さあ/\事情によって尋ねるによって、日々の刻限によって一つ改める。さあ/\事情すっきりと幾人ある中、深きの理を治めよ。さあ/\尋ね一条から知らさにゃならん。さあ/\一つの事は、さあ/\日々に替わる、何名入り替わる。一寸出越し居る。一手に筆に書き取って、日々の処不都合の事ある。さあ/\互い/\契り結んだ理を以て深き理運ぶ。これまでは日々の運ぶ事、めん/\一名一人あちらから頼む、又あちらで話合うて、一寸一日の処を幾人、それ/\事情あって、今日はめん/\の処は何名幾人幾名と、それよりも深き処の事以て運ぶ。又それ一寸一つの事情なれば、まあ/\めん/\一人だけの事情なれば、めん/\深き身の内の悩む事情、さあ/\事情という話、一つの理、事情これ聞いて置け。又めん/\縁談これ一つの事情、めん/\聞かしてある。又一つ普請、又一つ先々の事情を渡すには、一度二度三度先ず渡すには、又一つには伺い一つ、密そかに/\。一日の日に渡す者もある。又一つにはこうのうというは渡す事情、又々多くの中の事情は又変わる。ざわざわした中ではならん。静かに/\。さあ/\取次一人でしっかり分かる。又一つには取次一つ、又一名一つしっかりと。さあ/\深きの事情と言えば、先に説いて世界はたすけ一条。さあ/\尋ね一条の理は一人で日々の処、さあ/\十分の理を諭して洗い取りてから。事情あらば通さんとは言わん。
押して、深き事情という処、梅谷四郎兵衞より伺
さあ/\一言話して置くで。さあ/\前々の処、一つ余儀無く一つの理上、余儀無く深きの事情という一つの事情、深きの事情は尋ね一条、さあ/\、深きの事情は別段席立てゝ、尋ね一条事情深き事情と。又々一つの深きの事情は、又々一度二度三度まで返やし。又々三度々々返やして運ぶ事情、又深きの理上尋ねるなら渡そうという、事情も聞かして置こう。さあ/\一言話して置くで。さあ/\前々の処、一つ余儀無く一つの理上、余儀無く深きの事情という一つの事情、深きの事情は尋ね一条、さあ/\、深きの事情は別段席立てゝ、尋ね一条事情深き事情と。又々一つの深きの事情は、又々一度二度三度まで返やし。又々三度々々返やして運ぶ事情、又深きの理上尋ねるなら渡そうという、事情も聞かして置こう。