明治二十八年八月十八日
橋本清、喜多治郎吉両人越後佐渡地方に派出の件伺

さあ/\尋ねる処/\、まあ/\容易ならん道である/\。皆これまで一つ事情、又追い延べ/\。遠い所であれば追い延べが多い。心にありて大切。尚々道運ばにゃならんは道、どうでもよいはでは道でない。皆並大抵で付くやない。心尽す事情、これ身成ると成らんと見分けてやらにゃならん。出越す処許す。急いで出る処、一時治まるなれど、世界にある事情一寸には行かん。よう聞き分け。これぢば一つの道、何遍も/\事情心に案じる事要らん。早く行て治めてやるがよい/\。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です