明治二十八年六月十九日
教長より部下の道のため熱心者へ金一千五百円御下与に相成りしに付ては、如何致して宜しきや願(教長御全快に付御喜びとして御手許より一千五百円を道のため尽して居る者へお下げ下さるに付、本部よりも一千五百円足して下げるもので御座りますや、又教長の分だけで宜しう御座いますや)

さあ/\尋ねる処/\、まあ/\あら/\の心、あら/\の理が分かりて来れば、双方分かる。双方分かれば、又一つ分かる。皆んないかな理もどんな理も皆分かる。分かる/\ではそら分からん。どうして/\こうして/\、自分の心だけ一つ世界の処事情にして、世界の処見分け。いかに果たした者多分ある。見分け/\が見分け難くい。お前の方何人、その方何人、見分け難くい。あちらの方こちらの方から聞く。こちらの方はあちらの方から聞く。そうして見分けてやらにゃならん。たゞ頂いたら、有難い/\と頂く、ほんの心だけにしてくれるがよい。どういう者もある。救けにゃならん者もある。その時はその心を持って運んでくれ。

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