明治二十八年三月十日
教祖御霊殿本部北寄りで六間に八間の建物建築致し度きにより願

さあ/\だん/\事情以て尋ねる処、一時はこうせにゃならん、又事情によって無くばならん。皆それ/\事情急ぐ処受け取る/\。年明けたら十年という、何でもという事情の処、急く事要らん。未だ/\地所急ぐ処ある/\。又広く建て出す処、日柄何時でも出ける。地所は一寸今に言うて今に集める事は出けん。これでなら大抵なあ/\というは、一時の道という。地所から定めてくれ。
押して願
さあ/\尋ね返やす処/\、一つ一寸話に及ぼう。これ聞き分けて定めてくれ。どういう話なら、たゞ一つ世界事情、これは教祖という。それは十分受け取りてある。なれど内々治まる処急くやない。未だ/\扉開いてある/\。めん/\の処、こうしたのにと言う。その処、一寸気兼は更に要らん。遠慮は要らん。たゞ事情世界理が集まれば、十分受け取りてある。そこで扉開いて居る。さあ/\尋ね返やす処/\、一つ一寸話に及ぼう。これ聞き分けて定めてくれ。どういう話なら、たゞ一つ世界事情、これは教祖という。それは十分受け取りてある。なれど内々治まる処急くやない。未だ/\扉開いてある/\。めん/\の処、こうしたのにと言う。その処、一寸気兼は更に要らん。遠慮は要らん。たゞ事情世界理が集まれば、十分受け取りてある。そこで扉開いて居る。
続いて願
さあ/\いつまで仮家ではどもならん/\。これだけという処定めたら、建家事情理を諭す。それまで建家一条、未だ/\早いとさしづして置こう。世界理を集めてぢばこれだけという処、それは構わん。世界十分なりたら、ぢばは十分出けてあるのや/\。
さあ/\まあ/\十年経っても、未だ教祖建家無いとは更々思うな。心掛けるまで親里という/\。親は子思うは一つの理、子は親を思うは理。この理聞き分け。何でもぢば、という理が集まりて道という。親の内は地所さい拡がりたら十分。建家住家して居りても、多くの子供戻るぢば無うてはどむならん。

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