明治二十八年三月四日
島ケ原支教会を分教会に引き直しの件に付、初めての事ゆえ念のため心得まで願

さあ/\尋ねる処/\、さあ/\いかな事情も尋ねる。尋ねるからは一つさしづに及ぶ。どういう事もこういう事も、一つの理になるという処尋ねる。よう聞き分け。今日良うて明日分かろまい。そこでどうしてくれ、こうしてくれ言われん。定まりた理に許そ。見ては綺麗と言うても、心内にどういう理あるとも分からん。よう聞き分け。一日の日でも朝は明らかでも、後の空曇る事もある。よう聞き分け。どうしてせえ、こうしてくれ言わん。それでは行く/\の処、決まり案じる。心の決まり取れようまい。兄弟々々忘れさいせねば同じ理である。
分教会長とすれば直轄か付属には行きませんか押して願(但し平野楢蔵の願)
さあ/\それはどうも別段という理下ろし難くい。めん/\こうしてやれは先々深くいつ/\まで、一寸々々長く引い張る者もある。そこで分けてやる者に、心に委せにゃなろまい。
分教会々々々幾つ理ある。直轄という理ある。分けてやれば同じ理。皆心という理ある。そこで談じやいの上定めてくれ。こちらからどうしてやると言うた処が、心という理あるによって。

会長より押して願
さあ/\、それは表分かれたる理、又、中々理異なる。そこで、よう聞き分けにゃならんで。さあ/\、それは表分かれたる理、又、中々理異なる。そこで、よう聞き分けにゃならんで。
尚続いて申し上げし時
さあ/\尋ねる処/\、それはまあ表立つ理。世界又内々理ある。それでは一寸には分かろまい。別段道分けて分かるだけ分けてやりたら、向この者/\。そこで心という理。又一つ生涯という。分けて貰うて、表は表、中は中という。分けてやりたら、向この者とせにゃならん。さあ/\尋ねる処/\、それはまあ表立つ理。世界又内々理ある。それでは一寸には分かろまい。別段道分けて分かるだけ分けてやりたら、向この者/\。そこで心という理。又一つ生涯という。分けて貰うて、表は表、中は中という。分けてやりたら、向この者とせにゃならん。
平野より、島ケ原万田言う事には、一代は宜しいなれど、代々向こうになりますと自然と薄くなり忘れる形になりますから付属という事申しますと、これは型の無い事でありますから、この上諸方より参りて願いますと思います。
さあ/\型が無い処、行く/\型になるという処尋ねる。尋ねばさしづ。あちら付属こちら付属、今の一時境界明らか。そうかいなあでは、それでは何万出けても嬉しくないというは理。よう聞き分け。本部はたゞ一つ。それより渡りた理、十分の理戴いた理。そこまでさしづしたら、しいかり聞き分けにゃならん。さあ/\型が無い処、行く/\型になるという処尋ねる。尋ねばさしづ。あちら付属こちら付属、今の一時境界明らか。そうかいなあでは、それでは何万出けても嬉しくないというは理。よう聞き分け。本部はたゞ一つ。それより渡りた理、十分の理戴いた理。そこまでさしづしたら、しいかり聞き分けにゃならん。

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