明治二十七年八月十三日
山瀬トヨ四十七才身上願
さあ/\尋ねる事情、さあ思い掛け無き、どういうものであろ。談示の処、長らえての道すがら、いかなる事どういう事と思うやろ。一寸暫くの治め方、さしづの理を以て治めたる処一寸出越した処、一寸心得ん処危なき処もあれば、一寸事情又分からん。どういうものであろ。一つの理もだん/\思う処、事情聞き取れ。何をしたのんやらなあ、こんな事と思うやろ。なれども、よう聞き取れ。今一時の処答が無い。言えば言う程いずむ。いかな理も、取り捌き違うような理は無い。一人なり二人なり一時の処にては思う。ます/\盛んの道を通す。理を通す。これまでの尽した道は、末代の理に諭し置く。側もいずむ、傍々もいずむ。一つの理に皆集まる。諭す理から聞き分け。傍々もいずまんように治め。皆んなどういうものであろ。皆んな日々沸かすから、よう聞き分け。又ぢば一つの理も聞き分け。長い道すがら不思議々々々の道を通し、涙こぼした道もある。苦しんだ道もある。ようこの理を聞き分けてくれ。
押して願
さあ/\これはこうがよかろ、主に一つ理を運んでこれでよい、と言えば、一つ理を運んでくれ。さあ/\これはこうがよかろ、主に一つ理を運んでこれでよい、と言えば、一つ理を運んでくれ。