明治二十七年十二月十七日
村田慶蔵建家建て出す事の願

さあ/\尋ねる処/\、さあだん/\内の処、余儀無く尋ねる処、日々寄る処、普請は何時にても許し置く。一寸の処狭わい/\なあ、内々なる、何程建て出しても、広くなる、一時待ってこうという、内々談じやい、それ/\談じ、又々尋ね出るがよい。

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