明治二十一年七月三日(陰暦五月二十四日)
本席の御障りに付おさしづ

さあ/\/\/\身の上一条、一つのたゞならん一つの事情。さあ/\いかなる処尋ねるから、聞き取りて早く一つ定めるよう。どういう事を定める。さあ/\/\聞くよ。早く/\何でも彼でも、一つ宣べにゃならん。一つ急いで宣べにゃならん。さあ身の上から、一つ諭そう。早く一つ待ち兼ねた/\。何を待ち兼ねた。あちらへこちらへ違うて、どんとどんならん。一寸めん/\一つ、一仕切りや/\。先ず先ずの処、細く/\世界一つ。何と諭すや分からん。ぢば偉い事を言う/\。さあさあぢばの一つ/\の理急ぐ/\。何を急ぐ。些かなる処、理を始めよう。何の思やんも要らん、思やんは要らん。前々の理を一つ、かんろうだい一つの理、何にも要らん。神一条の理治めば何にも要らん。通り来て今日はどうでも言わんならん。何でも彼でも聞き取りてくれ/\。世界の事は言わん。ほんの気休めの一寸どうでもこうでも差し抜きならん。どうでもこうでも分からん/\。初め分からん理を諭しよう。聞いて居て分からん。何にも難しい事言うのやない。めん/\聞いて年々の日限、堅とう治めてくれるよう。又々の道もあろう。怖わいと言えば怖わい/\。すっきり取り払い/\の道、何遍も連れて通った。人間の道なら一度で止まるやろ。何でも初まりの理もある。この所の初まりの理とは、何にも知らん、身一つ何にも分からん処から、日を送り来た。世上では安楽の道であろう。又々という処追々と、どうでもこうでもという道運ばんならん。元始めた何の神/\勤めて始め来た。だん/\遅れ/\て、世上より成程の理も下ろし、これで安心であろう。本部々々、あちらも本部。変わる出ける残る理と、かんろうだい一つ、何にも分からんでない。出掛けたら見にゃならん/\。第一の理が分からん。大層であろう/\。よう聞け。何でも道を出さねばならん。先ず/\このぢば・かんろうだい一つ、何でも彼でも運ばにゃならん。どんな道、世界の道、ほんの気休めである。発端の道、何か急いで取り掛かれ/\。
押して、これまで本部、東京市下谷区北稲荷町四十二番地に設置有之処、おぢばへ引移りの事を御許し下さるや願
さあ/\これ/\よう聞き分け、小さいものと大きなものと。小さい事は一人でも出来るものである。大きな事というものは、一寸理を聞いても、この理は大き成るものである、というさしづして置く。さあ/\これ/\よう聞き分け、小さいものと大きなものと。小さい事は一人でも出来るものである。大きな事というものは、一寸理を聞いても、この理は大き成るものである、というさしづして置く。

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