明治二十七年十一月十三日夜
教長政甚を連れて本席御詫びの願

前々あら/\心受け取る。又一つ事情、一つ事情を以て運び掛け。どうして一つ、今度事情もう気休み、もう一つ事情、又一つ事情、それで速やか。何にも分からん。十分楽しまして/\、運びして思やん半ば。早く治まるよう、一寸話し掛けた。どちらこちらも無く直ぐと言えば、一つ狂えば二つ狂う、見るに見られんな。見られんようになって行きゃせん。事情立て替えて、あちこち並大抵行きゃせん。雛形ある。一寸用いられん。雛形の理か映らんよう。何でも恐ろしや。コレラや寒心、心あれば又々道を追うてくれるよう。思やん通り治めさゝにゃならん。話長い間当てが一寸、これから十年。古き事情分からん。あそこい行ったらこうかいなあ、並大抵でない。陰々治め。どうなり一人成った。いつになって、元の理薄くなってならん。何でも動かんよう、運んでくれるよう。悪い話は一つも無い。

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