明治二十一年六月二十八日
梅谷四郎兵衞歯痛に付伺

さあ/\事情一つの事情言うまでやない。幾重急ぐ事情ある。さあ/\めん/\前に一つ聞かしてある、書取っても居るやろう。案じる事も要らん。前々めん/\一つの理は一つ。人目に見て居る理がある。又々一つの道尋ねる日もある。めん/\世上に一つの名を下ろし、今の処は掻き廻したようなものやで。めん/\日々決まり、それどんな話もして居るもある。早く/\やろうか、掛かりてみようか、と。めん/\一つの事情早く/\取り扱え/\。
王社の願
さあ/\まあ/\あわてる事要らん、急く事も要らん。早く一つの事急いで、早く運んで了もて急がにゃならん。急いで/\運ばにゃならん。細々細々の一寸付けたる処を。さあ/\まあ/\あわてる事要らん、急く事も要らん。早く一つの事急いで、早く運んで了もて急がにゃならん。急いで/\運ばにゃならん。細々細々の一寸付けたる処を。

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