明治二十一年六月二十七日(陰暦五月十八日)
本席御障りに付伺

さあ/\何知らそ、一日も早く知らさにゃならん。どういう事を知らす。一日も早く、いかなる事も聞き分け、どういう事も聞き分け。あちらもこちらも障りや。どうでも運ぶ急がしい。待ちて/\どういう事も早く聞かさにゃならん。日限々々、まあ一寸、まあ一寸放って置けん。早く出にゃならん身の知らせ、前々出んならん。身の知らせ入り込む処の不足、一寸出にゃならん。初まり一寸これまでの道の処、一寸に切れん。世上からの理で治め一寸治まって居た処、一寸細々の道も付いて来てある。皆集まり、皆集まり、早くに集まれ。理を集め、神一条のこれから事情運べ。ことなす理を振り替わりてある。一寸細々の道を許してある。これまで通り替わりてある。早く理を運び替え。一寸世界から押されぬよう、細々の道なら早くに運んで了え。めん/\それ/\尚治めて掛かれ。世上より一つ、これなら掛かりて見よか、穂先向かのうて掛かろかと早く定めて、いずれ細々の道でも付けたら、一つ破って見ようか、一つの土居も崩して見ようか、と。細い道でも一寸堅いで。この理をよく聞き分け。

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