明治二十七年八月十六日
この度日清事件に付徳島県庁より日和佐支教会及び同地方への達しには、狼火(のろし)打ち上げたれば片付けをして遠方へ逃れよとの事でありますが、その時如何致しましたものや願
さあ/\一寸尋ねる処、それ、一つの事情が始まると思う処、どうで彼是して居るだけ心に十分の理を定め。遠くと言えば遠く、近いと言えば近い、遠いと言えば近い。長いと言えば長い、短いと言えば短い。これ一つの事情が一寸分かり難ない。尋ね処から掛かりである。世界の理を持って居るがよい。事情重なれば、又々その時の事情とも言う、一時掛かりの心を持って居るがよい。
同時、押して
さあ/\皆々の心、所の事情を以て心に治めてくれ。あちらもこちらもというようになれば、どうでもこうでも十分心を定めにゃなろうまい。所々の理を以て一時治まって居るがよい。さあ/\皆々の心、所の事情を以て心に治めてくれ。あちらもこちらもというようになれば、どうでもこうでも十分心を定めにゃなろうまい。所々の理を以て一時治まって居るがよい。