明治二十七年八月三日
渡韓に付監督として本部より三名出張の処都合により今二名増加、平野楢蔵、松村吉太郎、橋本清、喜多治郎吉他に一人、五名行く願

さあ/\尋ねる処/\、さあ出越す所と言えば中々の大層、一寸これまでの処伝えたる事情、何時どういう事怖わい恐ろしいと諭したる。余儀無く日柄一つには何でも行こという心は心置き無う。たすけに行くという心を持って行くがよい。又一つ日柄の処は遠うも取らんならん、近うも取らんならん。聞いたる話精神成程の精神も分かるやろう。何人行かんならんとも言わん。真実事情を以て行くなら、何も案じる事要らん。今一時の談示もう/\これよりの談示はあろまい。勇んで/\一つは神が連れて行く、とも諭し置こう。まあ/\世上にも成程の理が分かるやろう。今の処あちらへ掛け合い/\、こちらへ掛け合い/\、日限の処は遠うも取らんならん、又、近うも取らんならん。一時尋ねる処は委せ置こう。
押して、渡韓するに付笠提灯の印に十二の菊の御紋用うる願
さあ/\尋ねる処/\、印という。これは一寸控えるがよい。後よりは又々一つ案じ、よう行けば後々とも言う。印の処は思わく一つの印とも言う。さあ/\尋ねる処/\、印という。これは一寸控えるがよい。後よりは又々一つ案じ、よう行けば後々とも言う。印の処は思わく一つの印とも言う。
右に付、願書提出のため上京する願
さあ/\尋ねる処は、皆々の理に委せ置くから、談じて一つと言う。さあ/\尋ねる処は、皆々の理に委せ置くから、談じて一つと言う。

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渡韓に付監督として本部より三名出張の処都合により今二名増加、平野楢蔵、松村吉太郎、橋本清、喜多治郎吉他に一人、五名行く願

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