明治二十一年六月二十二日
土佐卯之助おさづけ事情願

さあ/\/\尋ねる処/\/\/\、いかなる事情尋ねる処、前々に伝えてある通り、あちらもこちらも前々より聞かする通り、聞きてある処で、どうしても元へ元へ帰らにゃならん。もう一つだん/\計り来る処、これ一つ聞いて早く更えて思やん定めて、今に一つのかいし分けて思やん通り治めてやろう。いつとも言わん、国に一つの印を早く治めてやろう。いつとも言わん、心治めたら、ちゃんと一つ理で治めてやろう。一つ国の土産として帰るよう。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です