明治二十七年六月七日(陰暦五月四日)
平野トラ身上願

さあ/\尋ねる事情/\、だん/\身上心得ん/\。どういう事あろ。一つ事情尋ねにゃ分からん。一日以て尋ねる処、よう聞き分け。これ/\長い間道すがら/\、これまで事情今一時一寸障れば心に掛かる/\。心に掛かる処、幾重思案すれど分からんやない。よう聞き分け。通るも心一つの理というは、皆んな他に諭す事情身に鮮やか。それより道であろ。めん/\諭せど、身上心得ん処尋ねにゃ分からん。一人々々一つの処であろ。身上不足無ければ、何も思う事無い。どういう事も身上不足、思う処だん/\障る/\。そんだら障り無ければ思うやせん。いんねん諭す。人に諭せど、治まる理治まらん。理も人々の理によって治まる。めん/\かりものかりもの、めん/\治まれば、道と定めて尋ねるまで。ほんに聞いたる。生まれ更わり分からせん。ほんに、聞けばかりもの、先々かりもの。かりもの聞き分け。めん/\いつ/\まで速やかならん、という事あろまい。内々親族たんのう、身上不足ありてたんのう一寸出けやせん。なれど、よう聞き分けば分かる。さあ/\身上案じる事要らん、案じてはならんで。

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