明治二十七年三月六日(陰暦正月二十九日)
飯降まさゑ縁談の願

さあ/\尋ねる処/\、尋ね一条/\、事情尋ねる処、いんねんなる/\いんねん話しある。思わくどれとこれと、話どうなるも分かろまい。縁談話理が分かりよう処分け。白きもの白き理、色の話、どんな話、大変間違う。取り違い、思わくいんねんの話よう聞き分け。事情こう事情始まる。何処にいんねん分かろまい/\。伏せ込んだる理集める。成程と言えば、成程と言えば理か。いんねん難しい理わたりやうまい。皆一つこれまでどういう、皆いんねんの話である。立つも立たんもいんねん。深いいんねんでも、日々の理が無くば理が消える。どんないんねんもあるとも分かろまい。どうやろ、こうやろ、何程さしづどうならん。白き話、白きものを以て、理を以て理聞く。理無く何程と不安なようでは結べん。どんな事も聞き分け、見分け出けねばならん。こうも出来て、いんねん運ぶまでのものである。
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さあ/\話し掛けたる処、よう聞き分け。どうなるもいんねん、こうなるもいんねん、どんな心と心がある。何程どうしてやりたいと思うても行かんがいんねん。一寸行かん。繋いで日々の処いんねん、出来るもいんねん、成らんもいんねん。どうしてやろ、こうしてやろうと言うもいんねん。あれどうやろうと言うもいんねん。一寸難しい。互い/\の心を寄せるから、末代のいんねん。あの者偉いと思うとて、人の心という理がある。これから一寸理を聞き分けてくれねばならん。さあ/\話し掛けたる処、よう聞き分け。どうなるもいんねん、こうなるもいんねん、どんな心と心がある。何程どうしてやりたいと思うても行かんがいんねん。一寸行かん。繋いで日々の処いんねん、出来るもいんねん、成らんもいんねん。どうしてやろ、こうしてやろうと言うもいんねん。あれどうやろうと言うもいんねん。一寸難しい。互い/\の心を寄せるから、末代のいんねん。あの者偉いと思うとて、人の心という理がある。これから一寸理を聞き分けてくれねばならん。

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