明治二十六年五月七日
上原伊助二十九才身上事情願

さあ/\尋ねる身上一条、一つの事情一つの理を尋ねる処、何ぼうでも速やかならん/\。どういう思やんしても、速やかならん。どういう事であろ。どうも心得ん。さあ尋ねる。尋ねばさしづ。速やか事情諭す。諭せば、速やか事情まで。一つ鮮やか聞き分けよ/\。鮮やかならん、どうと思う処、事情に長く事情、これより先いかなるも聞き取れ。事情尋ねる。尋ねたら、こういうさしづありたと、いつ/\まで何か諭せど判然ならん身上尋ねる。事情思い出しては、一つ事情一つ理聞き分け。身上不足あれば、楽しみ無い。又々事情、事情聞き分け。鮮やか事情、一日の日やれ/\日以て/\長く事情。一日の日やれ/\は、どういう事であろと思う。時々事情これまで事情、一日の日鮮やかならん処、聞き分け。身上速やかなら、楽しみ。不足あれば、見えてあれど、身上ばかり思う。身上は上々一寸事情一つ、事情あろまい。よう聞き分け。これより先楽しみ/\。楽しみというは、やれ/\という。一つと言えば、百とも言う。これ聞き分けて、しいかり楽しんでくれ。身上案じる事要らん。よう事情聞き取れ/\。

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