明治二十六年四月二十日
尾畑忠三郎身上願

さあ/\尋ねる事情/\、道を以て道を尋ねる。一つ不足なる処、身の処迫る処、尋ねる。大抵一つの道も運ぶ処、受け取る。なれど、身上に一つ不足なる処、いかなると思う。よく事情取り替えよ/\。せんじょうたる処、いかなる難もある。身上不足大層である。なれど、内々の処も治まるまいが定まるまい。なれど、いんねん。又一寸事情という。万事いかなる処も、又一度思うた一つの理も、内々の処にて、よく/\聞き取って定めてくれるよう。

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