明治二十六年十二月四日(陰暦十月二十七日)午後
永尾よしゑ、まさゑ、本席引き移りの時お伴出来ぬに付腹立たれ、桝井伊三郎、増野正兵衞の二名取り扱われ事情に付、本席古家へお帰りに相成る事情願

さあ/\もう持って行た物も、持って帰ってくれ。今日までは一日も早く、ウワヽヽヽヽヽヽヽ。さあ/\話するで/\。まあ楽しみ/\、十分楽しみ、刻限まで知らし置いたる事情、こんな大望の事といえど、何程のあたゑも天然と言う。天然の事情は諭してある。事情は出来、出来た何程の事でも時節で高山も崩れる。天然という諭したる。又草生え同様の処より、だん/\頼りにして居る。子供々々小人々々の事情、成人話し掛ける/\というは皆さしづしてある。今日の日はこれ一つの事情/\、丸こい/\ものや。丸こいものも見ようによりて角が付く/\。これ事情もうこれ暫し話し掛ける。これまで事情理諭したる処、さあ/\暫く/\、これ事情に諭そう。大抵の道は付けられたる。最初掛かりというものは荒ら家同様、何処から取り掛かろうか、こゝから取り掛かろうか。それ一つ道は付ける、始めると言うても、何でも彼でもこのもの一つ、まあ/\先の/\、これ身ばかりの道を付け。長い/\話も出てある。年限を縮め。それ/\どうなるか知らん。よう/\これ一人の処へ委せ置き、席という話するまで。それから始めて聞いて居るやろう。それ/\事情成り来たる処、天然の事情頼もしや。口の心身の心よく/\事情々々聞き取ってくれ。どうでもこうでも委せたる。席無くば事情分かろうまい。一時事情始まって一時事情どういう事とも計り難ない。神というこれ事情、事情何とも一寸一つの理というは尊い/\事情、よく聞き分け。今日の日十分々々は言うまで。十分皆それ/\道具に使い、世界々々多くの中運び出来たと言い来たる。天然で成り来たる処である。草生え何処にあろうまい。ほんの草生えの中、一時定めたる並大抵やない。今日の日通り通したる理によって、天然のあたゑと言う。嬉しい/\治まった。早く事情取り替え/\。一軒一つの棟、一やしき一棟、棟と棟との事情が分からん、事情先ず/\暫く処は、どんな談示したとてさしづ事情、理無くば治まろうまい。これこれすっきり早く取り替え/\、両方これで道が分かる。どんな道が出来るやら知れん。早く/\/\洗う/\。急ぐ/\/\/\。

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