明治二十六年十一月二十八日
増野正兵衞兵神分教会大祭に代理として行く願(清水与之助中山教長の随行にて箱根なる神道本局管長の別荘へ赴きて不在に付、清水の依頼により)
さあ/\尋ねる処/\、さあ/\心に掛かる/\処、事情速やか/\、さあ/\許し置こう/\。
同時、増野正兵衞神戸へ下りますにより、先に春野家の事に付願(はるを大阪梅谷の方へ戻し呉れとの事により、相談の上帰しましたが、あと一つの事情が残り、心に掛かるに付、運ばして貰い度くと願)
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情どうしてこう、こうしてどう、一つどうもしよう、こうもしよう、それ/\談示重なる。重なる理は付いてある。理によって残る処あろう。一つの心にすっきり委せ置こう。一つ心治めるなら、行く/\治まる。そこでどうせにゃいかん、こうせにゃいかんと言わん。先々の処こう今はこう、治めてやれ。先々案じる事要らん。どちらも旬を定めるなら、よう聞き取りて置け。さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情どうしてこう、こうしてどう、一つどうもしよう、こうもしよう、それ/\談示重なる。重なる理は付いてある。理によって残る処あろう。一つの心にすっきり委せ置こう。一つ心治めるなら、行く/\治まる。そこでどうせにゃいかん、こうせにゃいかんと言わん。先々の処こう今はこう、治めてやれ。先々案じる事要らん。どちらも旬を定めるなら、よう聞き取りて置け。