明治二十一年五月六日(陰暦三月二十六日)
本席腹より胸の下へ差し込み胸つかえるに付御伺
さあ/\尋ねる一条、さあ尋ねる事情知らそ/\。これまで長らえていかなる処話する、話聞く。どういう事も通り、今一時どういう道知らそう。ざっと一通り今の事情世界理事情、先ず/\細そ/\、先ず/\大き道の理であろう、なれどよう聞き分け。道一つ諭し、刻限一時どういう事を運ぶ。どういう事も聞いて置かねばなるまい。いずれ刻限、夜々刻限、聞いて分からん見て分からん。道の道なら聞いて理上ある。世界道という。有る道は通れるであろう、無き道は心一つ理で通る。長らく世界の道無くして、聞いた道が見える。長らく通り来たる。判然世界にあろう。世界道は通りよいものであろう。無い事始め来たる処あろう。判然世界の道、無い道を付け来たる道であろう。世上成程道であろう。成程の道を通り、世界道通り難くいであろう。連れて通れる。その道通りよい道分からん。道に一つ理がある。理があれば、この理を聞いて貰いたい。知る人があれば、印分かり難くい。何でも二つ定まり、この理をよう記し、世界の道印無い道、神の道五十年道分かれば、成程世界速やか。道何処にある。怖わき危なきあるまい。理という、修理肥は立て替え。年々立毛一つ、道も同じ道、それ/\話し、だん/\心を定めくれねばなるまい。さあ/\よう聞け。新しき道もある、古き道もある。修理々々道も修理一寸分かる。修理して了うたらそれで仕舞。どちらの道もよい。又初めての道、あちらへ治まる道もある。世界一つ頼り、世界の道修理肥頼り、分かる分からん何故分かり難ない。人間道を見て分からん道が頼り。よう聞いてくれ。