明治二十六年七月十二日夜
前のおさしづに付願

さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は尋ねるまでの事である。尋ねるまでのもの。鮮やか諭したい。一時夜々に及ばん。何時どういう事諭しに出るやら分からん。一寸事情話すなら、今日の者つかえてある。又明日もつかえてある。未だ明後日の者つかえてある。何ぼつかえたる中にいろ/\なれど運ばれん。席休んだらいろ/\の説出る。いろ/\思やん出る。そこで見分けも付くやろ。一寸休んだる。始め掛ける/\。どういう事始め。これまで古き話古き事情の理にだん/\年限、天然自然の理によって始め掛けたる処、又遠く始め掛けたる道に肥が要る/\。どういうもの肥がするなら、どんな作も取れる。何処から何処まで一時に作る。成らん事せいとは言わん。いかなるも道に肥せにゃならん。肥無ければ蒔き流しの種も同じ事、いかなる事も聞き分けてくれるよう。又めん/\それ/\寄り来る中、厚く理は受け取り、だん/\重ね/\の道、今日より改めて一つの話、行く/\の道、一時の道じゃあろうまい。どうしてくれよう。事情尋ね掛けたる。これからの道危なきの道もあれば頼もしい道もある。危なき道よう堪忍して。この道は難しい事は要らん。堪忍はこの道を始め掛けたると言う。よう尋ねて始め掛けてくれた。堪忍互い結ぶなら、あら/\の道。堪忍というは誠一つの理、天の理と諭し置く。堪忍という理を定めるなら、広く大きい理である。あら/\の道聞いて居る。聞いた止まり分からん。あいや/\/\と言う。これ心まで。今日々々と言う、日はこれ待ち兼ねて、何でも無き辺所、堪忍一つの道は無い。天より明るく道と諭し置く。心に堪忍戴いて通れば晴天同様、一つ道と諭し置こう。
中山会長の御身上の願(久しく坐りて居られると目まいして坐りて居られる事出来ぬに付)
さあ/\理は一つ/\どうでも身に心得ん。いずれ/\尋ねという/\。仕切りて事情のあろうまいなれど、心得んと言うは尋ねる。尋ねばさしづ。さしづはこれまでいかなる事情、これまでさしづ、さしづと言うたら言葉一つ。第一言葉一つの理が第一。身に事情あれば尋ねにゃならん。まあ/\と言うてじっとして居る。成り切った理でない。又掛かる。尋ねにゃならん。案じる。案じにゃならん事情もある。軽き/\又さしづ、さしづは一寸判断付かんようなもの。さしづは一寸も間違いあらせんで。間違いは/\間違いと思う理がこれ間違うてある。内には、しんばしらしんばしらという。これまで無い事ばかり始め掛けた。それ/\筆に留めたる。いろ/\の道も通ったやろ。すれば一日の日成程の日は見たである。よう聞き分け。又言葉諭すは入り込んでの諭、存命一つの理に諭する。皆聞いて居る。さしづ十をば十ながらきっしりしたるものなれど、聞きよう取りようで間違う。これ聞き分け。暑い時分も寒い時も皆同じ事。暑い時には暑い、寒い時分には寒い事知らす。よう聞き分け。これから一戸の思案持たず、ようさしづこういうさしづ、そんなら直ぐと受け取る。又一つ理と理と合わせる。理と理とを合わせばさしづは要らんもの。言葉添えたらこうと言う。理と/\合わせば要らん/\。さしづは要らんもの/\。これ諭するによって、よう聞き分けてくれるよう。さあ/\理は一つ/\どうでも身に心得ん。いずれ/\尋ねという/\。仕切りて事情のあろうまいなれど、心得んと言うは尋ねる。尋ねばさしづ。さしづはこれまでいかなる事情、これまでさしづ、さしづと言うたら言葉一つ。第一言葉一つの理が第一。身に事情あれば尋ねにゃならん。まあ/\と言うてじっとして居る。成り切った理でない。又掛かる。尋ねにゃならん。案じる。案じにゃならん事情もある。軽き/\又さしづ、さしづは一寸判断付かんようなもの。さしづは一寸も間違いあらせんで。間違いは/\間違いと思う理がこれ間違うてある。内には、しんばしらしんばしらという。これまで無い事ばかり始め掛けた。それ/\筆に留めたる。いろ/\の道も通ったやろ。すれば一日の日成程の日は見たである。よう聞き分け。又言葉諭すは入り込んでの諭、存命一つの理に諭する。皆聞いて居る。さしづ十をば十ながらきっしりしたるものなれど、聞きよう取りようで間違う。これ聞き分け。暑い時分も寒い時も皆同じ事。暑い時には暑い、寒い時分には寒い事知らす。よう聞き分け。これから一戸の思案持たず、ようさしづこういうさしづ、そんなら直ぐと受け取る。又一つ理と理と合わせる。理と理とを合わせばさしづは要らんもの。言葉添えたらこうと言う。理と/\合わせば要らん/\。さしづは要らんもの/\。これ諭するによって、よう聞き分けてくれるよう。
日々さづけの事に付願
さあ/\尋ねる処/\、皆こうして寄りて居れば皆真実ばかり。どんなさしづした処が心まで。一寸行かん。二日三日で行こまい。事情一寸諭したる。一日日を以て皆一つ理に理が添えんという理を聞かして受け取る。どれだけ盛ん/\と言えど、道を抑えて盛んと言えようまい。理に合わせる。そうやない。どんな処にをい掛かるも神が働くから掛かる。なか/\の働き言うまでやない。出るや否や危なき怖わき所でも守護するで通れる。何処其処へにをい掛かりたというは皆神の守護、どんな所通りて危なき所怖わき所でもなか/\の理無くば通られやせん。遁れて来た所、一寸遁れる事出来やせん。仇の中、敵の中剣の中も連れて通るも同じ事と言う。さあ/\尋ねる処/\、皆こうして寄りて居れば皆真実ばかり。どんなさしづした処が心まで。一寸行かん。二日三日で行こまい。事情一寸諭したる。一日日を以て皆一つ理に理が添えんという理を聞かして受け取る。どれだけ盛ん/\と言えど、道を抑えて盛んと言えようまい。理に合わせる。そうやない。どんな処にをい掛かるも神が働くから掛かる。なか/\の働き言うまでやない。出るや否や危なき怖わき所でも守護するで通れる。何処其処へにをい掛かりたというは皆神の守護、どんな所通りて危なき所怖わき所でもなか/\の理無くば通られやせん。遁れて来た所、一寸遁れる事出来やせん。仇の中、敵の中剣の中も連れて通るも同じ事と言う。
引き続き
さあ/\皆取り抑えてある処あろう。我も/\所々国々早く/\急く処、止め置いたる処あろう。よう聞き分け。百人の中に九十人まで心合って、後十人合わん。九十九人の中一人でも精神あれば、相当話して置こう。これから一つ道運ぶなら、三年々々の中に速やかの道見せる程に。今日の尋ね/\後々席がこうと言えば席に委せ置く。席一席と言うや一席、二席と言うや二席、今日にもこうと言えばこう、又事情運んでやるがよい。さあ/\皆取り抑えてある処あろう。我も/\所々国々早く/\急く処、止め置いたる処あろう。よう聞き分け。百人の中に九十人まで心合って、後十人合わん。九十九人の中一人でも精神あれば、相当話して置こう。これから一つ道運ぶなら、三年々々の中に速やかの道見せる程に。今日の尋ね/\後々席がこうと言えば席に委せ置く。席一席と言うや一席、二席と言うや二席、今日にもこうと言えばこう、又事情運んでやるがよい。

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