明治二十六年六月二十六日
春野利三郎身上事情に付願

(春野利三郎おさしづにより段々と諭し、少々おたすけを蒙り、今一層障り良くなくに付、又身上障りの処より出物出難くいおさしづを押して願、神戸兵神分教会より出て盡すがよいか、又本人は大阪へ行き度く、増野正兵衞同様に宅へ連れ帰り安心をさしたいとの願)さあ/\尋ねる事情/\、一寸前一時以て事情尋ねる処、身の処より一寸事情諭したる。一時事情迫る処、順々の理を諭したる処、さあ諭したる理思うよう治まれば、一時少しなあ治まる。又一時難しい。又どういう事であろうと、唱え違いであろうか、諭し違うのか。よう聞き分けて、よく事情諭して、心治まれば身が治まる。一つ大変と思う、又他に大変と思う。一先ず尋ねる。尋ねば一つ事情、事情理は諭しよう。諭せば心に理が治まれば一寸暫く。早く聞かすがよい。身に迫る、身が切なみ、どうこう思う処、何の楽しみ薄きもの。尋ねる事情さしづ/\理は間違えあろうまい。一寸言えば一寸、一寸言えば一寸遁れる。遁れられんは精神一つ、暫くの処、どうでもと思う。思うは理、他に理、理と理と身上どうでもと言えばどうむならん。これまで結構分かりある。又めん/\暮らす中、結構事情どうこう思えど、一日の日難しい。一寸早く聞き分け。迫る理と諭し、外にどう、誰にどう、こら要らん。一名こうと言えば治まる、他にどうと言うまで。めん/\こうという理、一時治めて見るがよい。これ一時暫く事情と言う。これ諭しよう。
春野に子を貰い後継ぎ定める事の願
さあ/\後々まで尋ねる事要らん。後々というは、どうこうあろうまい。一つ理寄せて了えば理、後々立てば一つの理、あちらにあるもこちらにあるも同じ理、皆暮らすも同じ理、よう聞き分けてくれるよう。さあ/\後々まで尋ねる事要らん。後々というは、どうこうあろうまい。一つ理寄せて了えば理、後々立てば一つの理、あちらにあるもこちらにあるも同じ理、皆暮らすも同じ理、よう聞き分けてくれるよう。

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