明治二十六年六月二十三日
三重県警察署へ二度目行く事願

さあ/\尋ねる事情/\、前々事情諭したる。一度の処、一つ明らか事情尋ねる。一日の日、これより尋ね出る。どうでも一寸に行かん。順々の理磨き同じ理である。小そう取れば小そうなる。大きい取れば大き一つ事情、明らか事情、余儀無き事情、一時行かん。どうでもこうでもやらにゃならん中に、あれ/\たゞ一つの心を重々の理に、明らか/\より、仇々の者も皆神の子供、一軒の内、放蕩人ありて、内々の事情治めるに治められん事情となる。道に明らか、事情軽く低い処から掛からにゃならんで。一日の日、尋ねたる心、書き取って家々までの事情と言う。
さあ/\尋ねるであろう/\。道を以て尋ねる。掛かりという掛かり、一つの理である。低う行く。願わくは穏やかと言う。一時たゞ抑える、たゞ蹴る。低く、ぼつぼつの理を始め掛けると言うで。よう聞き分ければ鮮やかと言う。
さあ/\元々の事情、即座一つ始めて越え、こうすればこうなる、でも御座ると言うたら、その理から始める。
さあ/\その道を容易ならん。返す/\穏やか一つ、先ず/\の理が現われて来る。のうけは一寸に付かん事情、低い所から歎きというようなもの、それを明らかにもせんと言えば、だん/\高い所もあろう。ぼつ/\掛かって行かにゃならん。よう心得て行かにゃならんで。

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